アゴの骨にチタン製の人工歯根を埋め込む"インプラント治療"は一般的に骨がしっかりとしていなければ治療を断られるケースもございます。
しかし、当院ではPRPを利用した骨再生治療を行うことによって、しっかりとしたアゴ骨を形成することで、骨の弱い方や骨量の少ない方にもインプラント治療を受けていただくことが可能です。
歯槽骨を失ってしまった場合でも、"PRP骨再生法"によって垂直的水平的に骨を再生することができます。
この方法を応用して、上顎洞内にも"サイナースリフト骨再生手術"により骨再生ができ、上顎大臼歯部の歯槽骨が欠損してしまった方でもインプラントができるようになりました。
この方の場合、まず、歯の根っこの部分(根尖=こんせん)が化膿しているため痛みのある6番の歯を抜歯しました。
次に再生治療を利用して8番の歯(親知らず)を移植したところ。翌日には6番部の痛みもなく順調な経過をたどっています。
写真は手術翌日の状態。
歯を欠損した部分に人工歯根(インプラント)を埋入した後、人工歯をかぶせることによって、しっかり咬めるようになります。
入れ歯のように"咬みづらい"といった違和感はなく、天然歯以上に丈夫でがっちりとかめるようになります。
食べたくても食べられなかった食べ物も元気にバリバリと咬んで食べられるようになります。